メジャー30球団球場ランク付け フェンウェイパークは3番目の高評価、エンゼルスタジアムは28番目…

[ 2023年3月29日 09:22 ]

フェンウェイ・パーク
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 スポーツイラストレイテッド誌がメジャー30球団の球場をランク付け。大谷翔平のエンゼルスタジアムは28番目、藤浪晋太郎のオークランドコロシアムは29番目の低評価。吉田正尚のフェンウェイパークは3番目、ダルビッシュ有のペトコパークは4番目、鈴木誠也のリグリーフィールドは5番目と高評価だった。

 30球団で最もひどいと酷評されたのはレイズのトロピカナフィールド。4年連続でポストシーズンに進出しているが、施設の老朽化で観客動員数は減少中。去年は113万人で1試合平均1万3972人だった。藤浪のオークランドコロシアムも、アスレチックスが長年移転を求めており、劣化した施設。しかしながらトロピカナフィールドに比べると、スタンドでカリフォルニアの陽光を浴びられるし、電車が球場の側まで来ているのが便利とのこと。

 エンゼルスタジアムはMLBで4番目に古い建物で、90年代の終わりから改修も行われていない。アート・モレノオーナーがアナハイム市から球場と周辺の土地を買おうとしたが、汚職疑惑でFBIの捜査が入り計画は頓挫した。菊池雄星のロジャーズセンターも27番目の評価。今時、多目的球場は流行らないし、コンコースは狭く時代遅れで、閉所恐怖症になってしまうという。

 一方で最高の球場と高評価なのはピッツバーグのPNCパーク。ダウンタウンのビル街が見える眺望は素晴らしく、近隣の橋の色もパイレーツカラーで統一されている。2番目はサンフランシスコのオラクルパーク。3番目は吉田のフェンウェイパークで、グリーンモンスターなど歴史ある建物だが、球団が熱心に改修工事を進め古臭くはなってはいない。歴史的魅力を保ちながら、近代化もしている。

 4番目はダルビッシュのペトコパークで、南カリフォルニアの最高の気候に恵まれた上に、ダウンタウンの便利な場所にある。5番目は鈴木のリグリーフィールド、外野の蔦、センターのスコアボードなど歴史が売りだが、フェンウェイパーク同様、きちんと改修もしている。6番目は千賀滉大のシティフィールドで、ヤンキースタジアムよりニューヨークの良い場所にあり、球場内の食べ物も上との評価。特にセンターの売店のエリアは広々して試合前に食事を楽しむのにお薦めだという。9番目は前田健太のターゲットフィールド、11番目はラーズ・ヌートバーのブッシュスタジアム。13番目は筒香嘉智のグローブライフフィールドとなっている。

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