亡命報道の中日・ロドリゲスにキューバ野球連盟が13億円の賠償金請求へ 現地メディアが報道

[ 2023年3月29日 19:11 ]

中日・ロドリゲス

 WBCにキューバ代表として出場した中日のジャリエル・ロドリゲス投手(26)の米国への亡命報道を受け、「JIT」などキューバの地元メディアが「キューバ野球連盟からの情報」として声明文を公表した。

 それによると、ロドリゲスが中日に復帰しないことは、契約を結んだ中日、そして代理人を務めているキューバ連盟に対する重大な違反とし、契約を放棄した場合には損害賠償として1000万ドル(約13億1600万円)を請求するとしている。

 ロドリゲスは昨季56試合に救援登板し、6勝2敗、39ホールド、防御率1・15で最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。オフに2年契約を結び、支配下登録されていた。


 中日の加藤球団代表はこの日、来日するはずのロドリゲスは来ず、本人サイドと1週間前から音信不通になっている現状を明かした。ロドリゲスの亡命を自身のツイッターで報じたフランシス・ロメロ記者によれば、既にドミニカ共和国入りし、大リーグ球団との契約を目指すとし、米スカウトによれば、5年総額5000万ドル(約65億5000万円)規模の契約が見込まれるという。

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2023年3月29日のニュース