西武・陽川“虎の穴”で始動　パ・リーグ情報「教えてもらいたい」心強い同世代・山川の存在

阪神時代から自主トレ拠点としてきた和歌山の上富田スポーツセンターで自主トレを開始した西武・陽川（撮影・遠藤　礼）
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　昨年12月に行われた現役ドラフトで阪神から西武に移籍した陽川尚将内野手（31）が5日、和歌山県上富田町の「上富田スポーツセンター」で自主トレを行った。

　新天地で迎えるプロ10年目も阪神時代から昨年まで7年連続で年明けの拠点としてきた“虎の穴”で3日に始動。「やっぱり素晴らしい環境ですし、変える理由はないです」と慣れ親しんだ球場で屋外フリー打撃などで汗を流した。近年は内外野を守って出場機会を求めてきており「外野メインでやっていこうかなと思ってますが、言われたところでやるだけです」とレギュラー獲りを狙うことを宣言。主砲の山川は同世代で大学時代から面識があるといい「同級生で気を遣わないので分からないことがあれば聞きやすい。パリーグの野球、投手のことも分からないので、教えてもらいたいなと。あれだけの成績を残してる。同じ右バッターとしても勉強になる部分もある」と頼りになる存在がいることも心強い。「球団も変わって1からのスタート。言い過ぎかもしれないですけど、ルーキーの気持ちでやっていきたい」。山賊打線に名を連ねるべく31歳の新たな挑戦が始まった。