オリックスが新外国人シュウィンデルと大筋合意 メジャー通算22発の内野手、長打力不足解消へ

[ 2022年12月12日 05:00 ]

 オリックスがメジャー通算22発のフランク・シュウィンデル内野手(30、前カブス)と大筋合意したことが11日、分かった。近く正式契約する見込みだ。

 13年ドラフトでロイヤルズ入りし、19年にメジャーデビュー。守備位置は主に一塁で、カブスへ移籍した昨季は64試合出場、打率.326、14本塁打、43打点を記録。今季も開幕スタメンをつかみ、広島から移籍した鈴木の同僚として75試合で8本塁打を放った。

 チームは今季、長打を期待された杉本やT―岡田、外国人野手が不振で、チーム89本塁打はリーグワーストに終わった。さらに不動の主砲だった吉田正がポスティングシステムでレッドソックスと契約合意。西武からFA加入した森の存在はプラスだが、長打力不足の解消は最重要補強ポイントだった。

 ◇フランク・シュウィンデル 1992年6月29日生まれ、米ニュージャージー州出身の30歳。13年のドラフト18巡目(全体534位)でロイヤルズ入団。19年3月28日にメジャーデビューし、同年5月に自由契約。タイガース、アスレチックスを経て21年7月からカブスでプレー。メジャー通算145試合、打率.269、22本塁打、79打点。1メートル85、100キロ。右投げ右打ち。

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2022年12月12日のニュース