ソフトバンク上林　右アキレス腱断裂から完全復活誓う　近藤加入に「自分が打つだけ」

＜ソフトバンク契約更改＞ダウン提示でサインし会見する上林（撮影・中村　達也）
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　ソフトバンクの上林誠知外野手（27）が12日、ペイペイドームで契約更改交渉の臨み600万円減の3750万円でサインした。今季は開幕スタメンを勝ち取り、順調なスタートを切ったが、5月18日西武戦のシートノック中に右アキレス腱断裂。リハビリ組でシーズンを終え、「藤本監督のために優勝したい気持ちが強かったけど、良い状態のままチームを離れて2位に終わってしまった。早く治して、結果で球団に恩返ししたい」と巻き返しを誓った。

　この日、海外FA権を行使していた日本ハム・近藤がソフトバンク移籍を決断。同じ外野手のライバルとなるが、「他人のことを考える余裕もない。自分が打てば、自然に試合に出られる。そこは何も考えずにやっていきたい」と己と向き合った。