日本ハム・近藤がソフトバンク移籍決断 6年総額35億円超

[ 2022年12月12日 14:38 ]

日本ハムからソフトバンク移籍を決断した近藤
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 ソフトバンクが日本ハムから海外フリーエージェント(FA)権を行使していた近藤健介外野手(29)を獲得することが12日、分かった。

 近藤はソフトバンクのほか、オリックス、西武、ロッテに加え、残留交渉を継続していた日本ハムと5球団の争奪戦が繰り広げられたが、6年総額35億円を超える破格条件を示したソフトバンクに軍配が上がった。

 金額だけではなかった。ソフトバンクはFA交渉が解禁となった11月11日に即日アタックし、同21日には藤本監督と長谷川勇也打撃コーチがダブル出馬して口説いた。条件面で西武、ロッテは早々に脱落し、最終的にはオリックスとのマッチレースを制した。

 藤本監督は「もうぜひ、ぜひぜひ、来てもらいたいです。あれだけのバッターですから、来てもらったら大助かりです」と期待し、三笠杉彦GMも「対戦相手として総合力はトップクラスと思っていた。うちに来たら、とてもいいお手本になる」と球団を上げて送ったラブコールに対し、近藤が応える形となった。

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2022年12月12日のニュース