阪神・秋山「ローテの中心となれるように」後輩・青柳に挑戦状 右膝の状態取り戻しフル回転だ

[ 2022年12月12日 05:15 ]

母校・西条の後輩登場に笑顔を見せる秋山(撮影・石崎 祥平)
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 阪神・秋山が、後輩ながら今やエースの青柳に挑戦状をたたきつけた。

 「2桁(勝利は)絶対で、目標を持つ意味でも、ヤギ(青柳)さんとかは近くで最多勝を獲っていますし、そこと争いたい。ローテを争うというよりは、ローテの中心となれるように」

 今季は右膝の不調に悩まされ、1勝3敗、防御率5・48と低迷。だが過去3度2桁勝利を挙げているように、本来のパフォーマンスを発揮できれば当然、エース候補の一角だ。

 肝心の右膝について「状態は上向きです」と表情は明るい。まずは資本となる万全の体を取り戻した上で、今オフはフォームを一から再構築し、イメージ通りの感覚をつかむ作業に着手する。その先に4度目の2桁勝利、エースの背中、そして最多勝を見据える。

 この日は選手会イベント「夢の向こうに」で故郷・愛媛に凱旋(がいせん)。ブルペンでは母校・西条の後輩に当たる盛実愛斗(2年)らを指導し「小学校、中学校も一緒だったのでうれしかった。頑張ってほしい」。14年目の巻き返しへ向け、英気を養った。(石崎 祥平)

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2022年12月12日のニュース