オリックス・吉田正 フリーで快音連発 22日から日本S 昨年の雪辱誓う「ぶつかっていける相手」

[ 2022年10月19日 05:00 ]

鉄棒を使ってトレーニングに励む吉田正(撮影・奥 調)
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 22日からヤクルトと日本シリーズを戦うオリックスは18日、京セラドームで全体練習。選手会長で、主砲でもある吉田正尚外野手(29)がフリー打撃で快音を連発し、昨年の雪辱を誓った。

 「昨年は神戸で負けて終わって悔しい思いをしました。今年も同じヤクルトが相手で、みんなはリベンジできるという気持ちだと思います。前半戦から強くて、交流戦でも優勝して、ぶつかっていける相手ですね」

 個人的にも村上との4番対決に注目が集まる。ともにリーグを代表する強打者だが、まずはヤクルト投手陣を研究中。「映像とかで見ていますけど、10勝投手がいないですよね」。具体的な名前を挙げての攻略法を明かせるはずはないが、「吉田正VS村上」が大きなポイントとなることは覚悟している。

 昨年は右尺骨骨折が癒え、ぶっつけで日本シリーズに向かい、初戦でサヨナラ打を放った。「それと比べたら今年は順調です」。CSファイナルSでも13打数6安打(・462)、2本塁打でMVPに輝いた。勢いでは負けていない。(畑野 理之)

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