ヤンキース　リーグ優勝決定シリーズ進出！　ジャッジ「大きなシリーズが明日から始まる」

リーグ優勝決定シリーズ進出を決め、グラウンドでシャンパンシャワーするヤンキースナイン（AP）
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　2勝2敗で迎えたヤンキース対ガーディアンズのア・リーグ地区シリーズ第5戦は18日（日本時間19日）、ニューヨークのヤンキースタジアムで行われ、ヤンキースが5―1で勝ってシリーズ勝利を決めた。

　ヤンキースは初回にジャンカルロ・スタントンの3ランで先制し、2回にはアーロン・ジャッジのソロで加点。守っては中3日でマウンドに立った先発左腕ネスター・コルテスが5回を3安打1失点（自責点1）に抑えて試合を優位に進めた。6回以降は継投策に入り、合計4投手を繋いで逃げ切り。最後は地区シリーズ史上初めて5戦すべてに登板したワンディ・ペラルタ投手が9回を締めくくり、ガーディアンズの希望を断ち切った。

　シーズン中に99勝を挙げたヤンキースだったが、92勝で下位シードのガーディアンズに先に王手をかけられるという厳しいシリーズだった。戦いを終えたアーロン・ブーン監督は、「（ガーディアンズは）得点するのが難しいチームだった。5試合にわたる接戦のシリーズだった」と歓喜よりも安どの表情。一方、殊勲の勝利投手となったコルテスは「すごいプレッシャーだった。今日のような投球ができて素晴らしい気分だ」とと喜びを語った。

　ア・リーグ第2シードのヤンキースは、移動日なしで19日（同20日）から始まるリーグ優勝決定シリーズで第1シードチーム、アストロズと対戦。松井秀喜らを擁し、27度目の優勝を飾った2009年以来となるワールドシリーズ進出を目指す。試合後、クラブハウスでシャンペンを滴らせたジャッジは「大きなシリーズが明日から始まる」と早くも決意を新たにしていた。