ヤクルト村上が12打席連続出塁! プロ野球記録に「あと3」と迫る

[ 2022年8月28日 19:40 ]

セ・リーグ   ヤクルト―DeNA ( 2022年8月28日    横浜 )

<D・ヤ>5回、四球を選ぶ村上(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が28日、DeNA戦(横浜)に「4番・三塁」で先発出場。2回と3回に2打席連続四球を選んで球団新記録を44年ぶりに更新する11打席連続出塁を達成した後、5回の第3打席でも四球を選び、12打席連続出塁と記録を伸ばした。プロ野球記録は2013年広瀬純(広島)の15打席。村上は9年前のこの記録に「あと3」と迫った。

 村上は26日の第3打席から27日の第6打席まで2四球を挟んで7打数連続安打とし、9打席連続出塁を継続。この日、先頭打者として回ってきた2回の第1打席ではフルカウントから四球を選んで10打席連続出塁とし、“赤鬼”と呼ばれたチャーリー・マニエルが1978年に残した10打席連続出塁の球団タイ記録へ44年ぶりに並んだ。

 キブレハンの左前適時打でこの回先制のホームを踏んだ村上は続く3回、目の前を打つ3番・山田の20号ソロで3―0となって迎えた1死走者なしの場面で第2打席へ。ここでも四球を選んで44年ぶりに球団記録を更新する新記録達成となった。そして、3―1で迎えた5回は無死一、二塁のチャンスで第3打席へ。カウント2―2からの6球目が相手先発右腕・京山の暴投となって無死二、三塁となると、続く7球目は敬遠気味に外され、3打席連続の四球出塁となった。

 なお、プロ野球記録は連続打数安打が91年R・J・レイノルズ(大洋)、03年高橋由伸(巨人)の11打数、連続打席出塁が13年広瀬純(広島)の15打席となっている。

 【村上宗隆の12打席連続出塁】
8月26日 DeNA戦 投ゴ、三振、右本、右本、四球
8月27日 DeNA戦 右安、四球、右安、右安、右安、右中本
8月28日 DeNA戦 四球、四球、四球

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