ヤクルト村上が10打席連続出塁! 44年前に“赤鬼”マニエルが残した球団記録に並ぶ

[ 2022年8月28日 18:26 ]

セ・リーグ   ヤクルト―DeNA ( 2022年8月28日    横浜 )

<D・ヤ>2回、キブレハンの適時打で先制のホームを踏んだ村上はナインに迎えられる(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が28日、DeNA戦(横浜)に「4番・三塁」で先発出場。2回の第1打席で四球により出塁し、“赤鬼”と呼ばれたチャーリー・マニエルが1978年に残した10打席連続出塁の球団タイ記録へ44年ぶりに並んだ。

 村上は26日の同戦で0―0で迎えた6回に決勝弾となる先制46号3ランを放ち、清原和博(西武)の22歳11カ月を更新する史上最年少22歳6カ月での通算150本塁打を達成。7回には2打席連発の47号ソロも放ち、プロ野球タイ記録となる今季11度目のマルチ本塁打をマークした。

 翌27日の同戦では初回の第1打席で右前打。3回の第2打席で申告敬遠(四球)されたのを挟んでその後も快音を残し続け、4回、5回、7回にも右前打を放った。そして、8回の第6打席では右中間スタンドへ2戦連発となる48号ソロ。プロ5年目で初となる1試合5安打をマークし、日本人では2002年の松井秀喜(巨人)以来20年ぶりとなる50本塁打まで「あと2」とするとともに日本人最多となる1964年王貞治(巨人)の55本、NPB最多となる2013年ウラディミール・バレンティン(ヤクルト)の60本も射程圏内に捉えた。

 その結果、26日の第3打席から27日の第6打席まで2四球を挟んで7打数連続安打とし、9打席連続出塁を継続していた。なお、球団記録は先述した78年マニエルの10打席連続出塁と10打数連続安打。プロ野球記録は連続打数安打が91年R・J・レイノルズ(大洋)、03年高橋由伸(巨人)の11打数、連続打席出塁が13年広瀬純(広島)の15打席となっている。

 【村上宗隆の10打席連続出塁】
8月26日 DeNA戦 投ゴ、三振、右本、右本、四球
8月27日 DeNA戦 右安、四球、右安、右安、右安、右中本
8月28日 DeNA戦 四球

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