広島2軍で新たに選手8人とスタッフ4人がコロナ陽性…計34人が感染する非常事態に

[ 2022年7月18日 05:30 ]

広島の高橋昂也
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 広島2軍で新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。球団は18日、PCR検査で選手8人とスタッフ4人が新たに陽性判定を受けたと発表した。2軍では計34人が感染する非常事態となった。

 17日のPCR検査で塹江敦哉、山口翔、玉村昇悟の3投手と正随優弥外野手、2軍スタッフ2人が、18日の同検査でも中田廉、高橋昂也の2投手、大盛穂外野手、育成の二俣翔一内野手とスタッフ2人が、それぞれ陽性判定を受けた。塹江は発熱、高橋昂と大盛がのどの痛みを訴えている。他は無症状という。

 16日の定期PCR検査で選手18人とスタッフ4人の大量感染が判明。これを受けて17、18日に検査を行い、陽性判定が相次いだ。

 一方で、18日夜には1軍でもスタッフ1人が陽性判定を受けたと発表された。鈴木清明球団本部長は「2軍の(感染)人数が異常だったから、急きょやった」と説明。本来の定期PCR検査は2週間に一度で、球宴明けに行う予定だったものを前倒し。併せて1週間に一度に変更し、陽性者が出た18日からは3日連続で実施する。

 チームはリーグ3位に転落も、6月28日以来となる自力優勝の可能性が復活。佐々岡監督は2軍の状況を踏まえ「入れ替えができないから、雨の中でケガをされたら怖い。9連戦の移動試合でもあったし、プラスに考えたい」とし、阪神戦の雨天中止を前向きに受け止めた。

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2022年7月18日のニュース