三菱重工West ルーキー竹田の力投も報われず「悔しいッス」 逆転サヨナラ負け

[ 2022年7月18日 17:52 ]

第93回都市対抗野球大会第1日 1回戦   三菱重工West3-4日本製鉄鹿島 ( 2022年7月18日    東京D )

<日本製鉄鹿島・三菱重工West>8回2失点の投球を見せた三菱重工West先発の竹田(撮影・河野 光希)
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 明大出身のルーキー竹田が8回2失点と好投。都市対抗初登板初勝利まであと1イニングと粘ったが、9回に登板した抑えの金田が鹿島打線につかまって逆転サヨナラ負けした。

 「悔しいッス」竹田は自身の勝利よりチームが負けたことを悔やしがった。初回の立ち上がりに気をつけたが3長短打を浴び2失点。「あの2点が最後に響いてしまった」と口を出るのは反省ばかり。それでもストレートは140キロ後半をマーク、変化球もコーナーに決まり5安打8奪三振の失点2は大学からの成長を物語る。

 津野祐貴監督も「一番状態が良かったので(先発を)竹田に決めた。2回からよく立ち直ってくれた」と好投に合格点をつけた。初の都市対抗は初戦で姿を消したが、まだ日本選手権がある。「それまで練習して、もっと信頼される投手になりたいです」と竹田は前を向いて東京ドームを去った。

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2022年7月18日のニュース