八王子学園八王子の148キロ右腕・星野、“山岡スライダー”で4回7K!敵将も脱帽「切れよかった」

[ 2022年7月18日 05:00 ]

第104回全国高校野球選手権西東京大会・3回戦   八王子学園八王子3ー2明学東村山 ( 2022年7月17日    スリーボンド八王子 )

<八王子学園八王子・明学東村山>4回7奪三振と好投した星野(撮影・石澤 里佳)
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 八王子学園八王子の最速148キロ右腕・星野翔太(3年)の武器は直球だけではない。春ごろからオリックス・山岡を参考にしているというスライダーも持ち味だ。

 今夏初めての登板は先発で4回3安打無失点、7奪三振と好投した。4回には二、三塁にランナーを背負うも、冷静に切り抜けた。打撃マシンを近づけて練習するなど、対策を練ってきた明学東村山・工藤大二郎監督は「スライダーの切れがよかった」と称えた。

 4回で77球を要しただけに星野は「球数が増えて自分で自分を苦しめていった。それをなくしていきたい」と制球力への課題を口にした。安藤徳明監督も「もう少しテンポよく投げてもらえると」と注文を付けた。

 最速148キロの直球に制球力が増せば怖いものなし。星野は「先発で出ている以上、期待に応えられるように」とさらなる成長を誓った。(石澤 里佳)

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2022年7月18日のニュース