楽天“ファンキー加藤の呪い”にピリオド ライブ実施日の連敗が6で止まり「夢じゃないよね?」

[ 2022年7月18日 21:29 ]

パ・リーグ   楽天ーオリックス ( 2022年7月18日    楽天生命パーク )

<楽・オ>試合後、ライブを行うファンキー加藤(撮影・尾崎 有希)
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 楽天は本拠地でオリックスに8―3で快勝。試合開始直前にスタメンで出場予定だった西川が新型コロナウイルスの陽性判定を受ける不測の事態もあったが、前半戦の本拠地ラストゲームを白星で飾った。

 西川の代役として急きょ「1番・中堅」で先発出場した辰己が2安打3打点の活躍で打線をけん引した。さらに、鈴木大が先制打を含む4打数4安打1打点の活躍で勝利の立役者に。今季初先発だった藤平は4回2安打1失点。5回を投げて白星を挙げることはできなかったが、5回以降は6投手の継投で勝利をつかみとった。

 「ファンキー加藤の呪い」からついに解き放たれた。この日の試合後には「FUNKY MONKEY BΛBY’S」のファンキー加藤のミニライブが行われた。毎年恒例のイベントだが、05年から昨季までライブ実施日のチーム成績は0勝6敗。自ら「敗戦処理シンガー」を名乗るほど白星に縁がなかった。ただ、今年は悲願の初勝利となり、ライブ中も「夢じゃないよね?“疫病ワシ”とののしられ…苦節8年、7度目の正直…」と感無量の面持ち。そして「みなさん、言って良いですか?わしほー!」と勝利の雄叫びを上げた。

 4安打を放った鈴木大は登場曲に「告白」を使用しており、プライベートでも親交がある間柄だ。さらに16日のカード初戦は昨季の登場曲「吼えろ」を提供した田中将が2カ月ぶりに白星を挙げた。関わりの深い選手たちの活躍でチームは7カードぶりの勝ち越し。ファンキー加藤にとってもチームにとって大きな勝利となった。

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