元日本ハム・陽岱鋼「糸井さんバット届きました」 米国で戦うかつての同僚に超人が援助

[ 2022年7月18日 22:59 ]

昨季限りで巨人を退団した陽岱鋼
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 昨季限りで巨人を退団して米独立リーグ、アメリカン・アソシエーションのレークカントリーに入団した陽岱鋼(ヨウダイカン)外野手(35)が18日、自身のインスタグラムを更新し、感謝の言葉を述べた。

 陽岱鋼は「糸井さんバット届きましたよ。選手のみなさん、ご協力いただき本当にありがとうございます」と投稿。同時に10数本のバットを抱える陽岱鋼の写真が掲載された。何本かのバットのグリップの裏側には阪神のマークが書かれており、日本ハムで同僚だった糸井が、陽岱鋼のために阪神でバットを調達したようだ。

 巨人時代の年俸3億円から月給約20万円。加えて、英語や見知らぬ土地、慣れない生活環境で生活するだけに一筋縄ではいかないが、陽岱鋼は5月のキャンプ初日には「もう一度ゼロからスタートという気持ち。(体が)動けるうちに米国の野球をやってみたい気持ちがあった。ハングリー精神で野球をやって楽しみたい。絶対にいい勉強になる」と力強く語っていた。野球用具に関しても豊富にあるわけではないだろうが、そんな元同僚を超人はバットで“激励”したようだ。

 陽岱鋼は台湾出身で留学していた福岡第一から05年高校生ドラフト1巡目で日本ハムに入団。17年に巨人へ移籍し、通算成績は1322試合で打率・270、105本塁打、482打点。

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