オリ・由伸、粘ってリーグトップ6勝目 東京五輪共闘の広島・森下に投げ勝った

[ 2022年6月4日 19:57 ]

交流戦   オリックス3―2広島 ( 2022年6月4日    マツダ )

<広・オ>勝利し中嶋監督(右)とタッチを交わす山本 (撮影・奥 調)
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 昨夏の東京五輪でともに日の丸を背負い、金メダルを獲得した両雄の投げ合い。オリックス・山本が7回3安打2失点と粘り、リーグトップとなる今季6勝目を手にした。

 1点リードの7回、坂倉の三塁打などで逆転を許した。しかし直後の8回に味方打線が再逆転。ハーラー単独トップの6勝目に「すぐに逆転してくれて、本当に頼りになるチームメート」と感謝しきりだった。

 東京五輪では決勝までの5試合のうち、2人で4試合に先発。侍の先発陣を支えた両輪だった。韓国との準決勝は山本、米国との決勝は森下がマウンドに上がり、金メダルを手にした。

 対する森下は7回2/3を9安打3失点。「(山本より)先にマウンドを降りたくなかった」と気迫の投球を見せたが、リードを守り切れず「申し訳ない気持ちでいっぱい」と肩を落とした。

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2022年6月4日のニュース