巨人・大勢が新人史上8人目の20セーブ!わずか10球、3人でピシャリ 原監督「堂々と投げきっている」

[ 2022年6月4日 21:23 ]

交流戦   巨人2―1ロッテ ( 2022年6月4日    東京D )

<巨・ロ>ロッテに勝利し雄叫びを上げる大勢 (撮影・白鳥 佳樹) 
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 巨人のドラフト1位ルーキー守護神、大勢(本名:翁田大勢)投手(22=関西国際大)がロッテ戦(東京D)で9回に今季24試合目のリリーフ登板。1回を3人でピシャリと抑えて両リーグ単独トップの今季20セーブ目をマークした。新人投手のシーズン20セーブは史上8人目の快挙。

 2―1とわずか1点リードの9回。大勢がマウンドに仁王立ちした。最初に打席へ迎えた4番・レアードには3球連続でフォークボールを投げた後、4球目の外角154キロ直球で二ゴロ。5番・岡は2球連続の153キロ直球で右飛に打ち取った。そして、6番・安田は直球、直球、フォークで追い込んでから外角低めへの154キロ直球で空振り三振。わずか10球で試合終了に持ち込んだ。

 試合後、巨人の原辰徳監督(63)は大勢について「今日なんてぎりぎりの場面でね、一発のある相手の4番バッターというところからスタートしましたけど、堂々と投げきっているという感じはしますね」とコメント。安心感を感じる、と水を向けられると「まあ、あの、私もそれに対して異議なしとは言い難いところではありますが、しかし、日々、新たな成長というものをね、本人も強く思ってくれているし、我々もそういうつもりで送り出しているというところですね」と慎重に話していた。

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