ブルージェイズ・菊池、今季初めて複数本塁打を許す 3被弾4失点

[ 2022年6月4日 10:56 ]

ア・リーグ   ブルージェイズ3-9ツインズ ( 2022年6月3日    トロント )

ツインズ戦に先発したブルージェイズ・菊池(AP)
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 ブルージェイズの菊池雄星投手(30)が3日(日本時間4日)のツインズ戦で今季10試合目の先発登板。本塁打3本、二塁打2本と長打を浴び、5回途中で交代した。

 今季は1試合2本以上の本塁打を浴びたことはなく、過去4試合連続本塁打なしだったが、この日は初回1死一塁で3番ガーリックに2球目の95マイル(約152・8キロ)高め直球を打たれ、2点本塁打。2回、6番ミランダに初球87・3マイル(約140・5キロ)の内角スライダーを打たれてソロ本塁打を許し、3回もガーリックに2-2から96・2マイル(約154・8キロ)の内角直球をソロ本塁打とされた。

 今季初めて無四球で6奪三振、14個の空振りを奪ったが、13本の打球のうち9本が95マイル以上のハードヒットだった。オリオールズなどで捕手で399試合に出場した解説のケイレブ・ジョセフは「相手が直球を待っている時は、もうちょっと変化球を混ぜた方が良いし、ストライクゾーンに投げ込むのは良いが、バックアップスライダーを使うなど、ストライクの質も重要」と指摘した。見逃しのストライクはわずか4個だった。防御率は3・91となっている。

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2022年6月4日のニュース