落合博満氏 内野で守ることが嫌いだったポジションは? その難しさを語る

[ 2022年5月18日 17:10 ]

落合博満氏
Photo By スポニチ

 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が18日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。ロッテの新人時代は二塁手からスタートを切った落合氏が、守備についての持論を明かした。

 「守るというのは、どこの守備位置も好きじゃなかった。それなりの難しさがあっただけにね。でも、守るのが一番嫌いだったのはファーストだよ」と切り出した。落合氏は一塁手について「ファーストは難しいよ。ショート(遊撃手)、セカンド(二塁手)が難しいって言うけども、守備範囲が広いだけにね。でも、ファーストってやることが多いもん。いちいちピッチャーのけん制を受けなきゃいけない。ゴロが来たらファーストベースに入らなきゃいけない。バント守備だって必ずファーストは動かなきゃいけない難しさがある」とした。

 一般的には、二遊間には守備力の高い選手、一塁、三塁手は打撃力のある選手が入ることが多い。しかし落合氏は「駄目だったらファーストで使えばいいやっていう考え方は俺にはないんだ」と言い切った。その上で中日監督時代について「中日の時も森野(将彦)がファーストに入っている時が、一番楽して野球を見てたから」と語った。

続きを表示

この記事のフォト

2022年5月18日のニュース