ドラフト上位候補、市和歌山・小園の夏終わる 智弁和歌山が25度目の夏の甲子園出場決めた 

[ 2021年7月27日 11:59 ]

全国高校野球選手権和歌山大会決勝   智弁和歌山4―1市和歌山 ( 2021年7月27日    紀三井寺 )

市和歌山の先発・小園(撮影・坂田 高浩)
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智弁和歌山が市和歌山を下し、4大会連続25度目の夏の甲子園出場を決めた。6回に1点を先制。同点に追いつかれた7回には「2番二塁」の大仲勝海(3年)が勝ち越しの右前適時打を放ち、「5番一塁」の岡西佑弥(2年)の適時二塁打で3点目をもぎ取った。8回にも1点を加え突き放した。

 市和歌山の今秋ドラフト上位候補に挙がる152キロ右腕の小園健太(3年)は先発し8回4失点で完投も、夏の甲子園出場はならなかった。この日の最速は148キロだった。「自分として精いっぱいのやるべきことはできたと思います」と話し、中学時代から6年間、バッテリーを組んできた松川虎生(3年)への思いを問われると「最後、甲子園で終わりたかったという思いは……あります」と声を詰まらせる場面もあった。

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2021年7月27日のニュース