樟南 伝統校対決制し5年ぶり20度目V 西田が無四球完封勝利

[ 2021年7月27日 05:30 ]

全国高校野球選手権鹿児島大会決勝   樟南7―0鹿児島実 ( 2021年7月26日    平和リース )

優勝を決め喜ぶ樟南ナイン(撮影・中村 達也)
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 樟南が伝統校対決を制し、5年ぶり20度目の出場を決めた。左腕、西田恒河(ごうが=3年)が7安打も要所を締めて無四球完封勝利。

 「このチームで甲子園に行くという意識があったので、達成できて凄くうれしかった」と声を弾ませた。必勝を期し大一番で新球を解禁した。今年6月に習得したスプリット。2回には連続三振を奪うなど威力を発揮し「空振りを取れる球が欲しくて覚えた。低めに投げられたのが良かった」と話した。

 毎イニング、プレートに「勝」と記す西田。山之口和也監督は「西田が投げてみんなで守るのが樟南の野球」と信頼は厚い。

 ▽樟南(鹿児島)1883年創立の私立校。レスリング部なども強豪。

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2021年7月27日のニュース