大谷翔平 第3打席で快音 「本塁打以外の安打」は29打席ぶり 直近7安打は全て本塁打

[ 2021年7月6日 12:47 ]

ア・リーグ   エンゼルスーレッドソックス ( 2021年7月5日    アナハイム )

エンゼルス・大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は5日(日本時間6日)、本拠地アナハイムでのレッドソックス戦に「2番・DH」でスタメン出場。第3打席で左前打を放った。

 4点を追う5回、レッドソックスの先発左腕・ペレスの投球をとらえた。
 
 1点を返してなおも1死二塁から内角球を左前へはじき返した。二塁走者のロハスが本塁へ突入し、一度はセーフとなったがレッドソックスがチャレンジを申請し、判定が覆ってアウトとなった。

 大谷は送球間で二塁へ進塁。さらに次の塁も狙ったが捕手のバスケスが二塁へ送球し、刺されそうになってヘルメットが脱げながらも這うように二塁をタッチした。

 大谷は直近7安打は全て本塁打と量産。本塁打以外の安打は6月27日(同28日)のレイズ戦で右翼線三塁打を放って以来29打席ぶりとなった。第1打席は空振り三振、第2打席は遊ゴロだった。


 大谷は4日(日本時間5日)のオリオールズ戦で31号を放ち、ヤンキース・松井秀喜が04年に記録した日本選手最多本塁打に並んでいた。本塁打王争いでは2位のゲレロ(ブルージェイズ)に4本差をつけている。

 試合前にはエンゼルスのマドン監督が、オールスター戦で大谷が投打の「二刀流」でプレーすると明言。「投げることについては結論が出ている」と語った。ア・リーグを率いるレイズのキャッシュ監督と既に話し合い、1イニングの登板を見込んでいるという。

 前日までの通算打撃成績は78試合277打数77安打、打率・278。31本塁打、12盗塁で打点67。

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