巨人・岡本和「またあさってから頑張ります」 虎の尻尾がっちりつかむ21号決勝3ラン 主砲の重責果たす

[ 2021年6月27日 16:06 ]

セ・リーグ   巨人5―2ヤクルト ( 2021年6月27日    神宮 )

<ヤ・巨10>6回2死一、三塁、右越え3ランを放つ岡本(撮影・島崎 忠彦)
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 巨人の主砲・岡本和真内野手(24)がヤクルト戦(神宮)の6回に勝ち越し、そして決勝となる21号3ラン。22本でリーグトップをいく村上(ヤクルト)の目の前で1本差に迫るとともに、チームへ昨年9月以来となる7連勝と今季初の貯金12をもたらした。

 「4番・三塁」で先発出場。1―1で迎えた6回、2死一、三塁で入った第3打席で、ヤクルト先発右腕・スアレスが投じた初球の外角高めカットボールを右翼スタンドへ叩き込んだ。

 初回の第1打席はチェンジアップ、4回の第2打席はカットボールに空振り三振していただけに「その前の2打席が三振だったんで、何とかランナーをかえそうと思っていった結果がホームランになって良かったなと思います」と岡本和。「本当に、抜けてくれと思っていたんで。まぁ、良かったです」とスタンドぎりぎりに飛び込んだ一発を振り返った。

 「皆さん喜んでくれてたんで打てて良かったなと思います」とベンチに戻った時の様子に触れた岡本和は、神宮で放った本塁打がこれで今季4発目。神宮での今季打率は21打数9安打の・429となった。破竹の7連勝で虎の尻尾をがっちりとつかみ「目の前の試合を1試合1試合勝てるように頑張りたいなと思います。またあさってから頑張りますので応援よろしくお願いします」と冷静に話していた。

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2021年6月27日のニュース