西武・内海 5回3失点の粘投で今季初白星が本拠地初勝利!「本当に嬉しいです」

[ 2021年6月10日 21:33 ]

交流戦   西武―DeNA ( 2021年6月10日    メットライフ )

5回2死二塁、ソトを左飛に仕留めグラブを叩いて喜ぶ内海(撮影・尾崎 有希)
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 西武は先発の内海が5回3失点の粘り強い投球で今季初勝利。9回に6番手で登板した平良がまたしても無失点で試合を締めて今季5セーブ目をマークし、チームは引き分けを挟んで2連勝となった。

 今季2度目の先発となった内海。「前回は本当に不甲斐ないピッチングだったので、チャンスをいただいた監督・コーチの皆さんに感謝の気持ちを込めて絶対に勝つという気持ちでマウンドにあがりました」と話し、続けて「もうちょっとしっかり投げたかった気持ちはあるんですけど、攻撃陣が点数を取ってくれたので何とか粘って粘ってという気持ちでした」と攻撃陣に感謝しつつ自身の投球を振り返った。

 5―3で迎えた5回は先頭の伊藤光に四球を与えたが、佐野を一ゴロ、宮崎を捕邪飛、ソトを左飛で打ち取りこの回を抑えた。「あそこは“頼む”って気持ちでマウンドにあがっていました」と話した。

 バッテリーを組んだ女房役の柘植について「上手くリードしていただきましたし、バッティングでタイムリーを打ってもらったのでこれからもよろしくお願いします」と感謝した。

 内海が降板後は宮川、十亀、武隈、ギャレット、平良と無失点継投。「もっと1イニング、2イニング長く投げないといけないんですけど、本当に助けてもらいました」と中継ぎ陣にも感謝し、今季初白星が西武に移籍後、本拠地メットライフドームでの初勝利となり「3年もかかってしまったんですけど、早くこの球場で勝ちたかったので本当に嬉しいです」と語った。

 オフに一緒に自主トレしている入団3年目の西武・渡辺勇太朗投手(20)が、9日のプロ初登板で3回を2安打無失点に抑える素晴らしい投球を披露した。「初登板とは思えない素晴らしい投球だったので、負けてられないと思っていました」と話して、最後に「今日よりももっと良いピッチングが出来るようにしっかり調整していきたいと思います。応援をよろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。

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