マエケン、もう大丈夫 リハビリ登板で4回1安打1失点 「良い状態。納得できる内容」

[ 2021年6月10日 12:26 ]

ツインズ・前田健太(AP)
Photo By スポニチ

 ツインズの前田健太投手(33)が6月9日(日本時間10日)、3Aセントポール・セインツのホーム戦でリハビリ先発し、ロイヤルズ傘下のオマハ・ストームチェイサーズを相手に4回を投げて1安打1失点(自責点1)5奪三振1四球1本塁打だった。

 4回に左打ちの3番オハーンにソロ本塁打を許したが、被安打はその1本だけ。54球を投げ、33球がストライクだった。

 今季の前田は9試合で2勝2敗、防御率5.27。右脚内転筋の張りのため5月23日(同24日)に10日間の負傷者リスト(IL)に入り、その後に右腕に張りを感じていることが明らかになり、復帰まで時間がかかっていた。

 登板後の一問一答は以下。

――今日の内容は
「すごく感覚よく投げることができました。予定通りの球数をしっかり投げることができて、ILに入る前よりも良い状態で投げることができたので、僕的には納得できる内容だったと思います」

――もう1度、リハビリ先発は必要か
「自分自身は必要ないと思っている。今日の投げている感覚と内容だと、すぐ戻れると思うので、すごくいい内容だったので、必要ないのかなと思います」

――メジャー復帰戦では球数も含めていつも通りに投げれそうか
「ILに入る前より全然、身体の状態もいいし、投げているボールも良くなっているから、大丈夫だと思います」

――ストレートの球速が上がったということだが、一時的に下がった原因は足か腕かどちらにあったのか
「両方あると思う。両方かな」

――ストレート以外の球種で変わったところは
「腕の張りというか、違和感みたいなものがあったから、変化球にしても、スライダーとかやチェンジアップにしても、全体的にスピードも落ちていたし、曲がりも悪かったと思う。全部の球種を庇いながら投げてしまっていた。ストレート以外の全部の球種に影響が出ていたと思う」

続きを表示

2021年6月10日のニュース