西武・内海 5回3失点で今季初白星!平良は開幕から31試合連続無失点のプロ野球記録達成

[ 2021年6月10日 21:02 ]

交流戦   西武5―3DeNA ( 2021年6月10日    メットライフ )

西武先発・内海(撮影・尾崎 有希)
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 西武は先発の内海が5回3失点の粘り強い投球で今季初勝利。9回に6番手で登板した平良がまたしても無失点で試合を締めて今季5セーブ目をマークし、16年に中日・田島慎二投手がマークした開幕から31試合連続無失点のプロ野球記録に並んだ。

 DeNA戦は巨人時代に28勝14敗と得意の相手だった内海。しかし初回から2死一、三塁のピンチを背負い、ソトに左前適時打を浴びて先制を許す。2回、3回と無失点に抑えた。味方の援護もあり、4―1で迎えた4回は先頭のソトに左前打を打たれると続く牧に1発を浴びて2点失った。5―3で迎えた5回は先頭の伊藤光に四球を与えたが、佐野を一ゴロ、宮崎を捕邪飛、ソトを左飛で打ち取りこの回を抑え、5回86球を投げて、6安打3失点で勝利権利を持って降板した。

 内海は「DeNA打線はよく打つのは分かっていたので、とにかく粘り強く、粘り強く投げようと思っていました。粘っていれば味方打線が打ってくれると思っていたので、今日は何とか粘れてよかったです」と自身の投球を振り返った。

 内海が降板後は宮川、十亀、武隈、ギャレットと無失点継投。5―3の9回は6番手で平良が登板。先頭の関根を左飛で打ち取るが、桑原の左前打で出塁を許す。1死一塁で伊藤光を二併殺打で打ち取り試合を締めて、開幕から31試合連続無失点のプロ野球記録に並んだ。

 打線も初回に1点先制を許したが、直後の1回裏に岸の初球先頭打者本塁打で同点に追いつき、2回無死一塁で柘植の中越え適時二塁打で勝ち越しに成功した。さらに1死三塁で岸の中前適時打でリードを2点に広げた。3回も押し出しで1点追加。4―3と1点差になった4回2死二塁で栗山の右前適時打で再びリードを2点に広げた。

 DeNAは先発の坂本が2回2/3、77球を投げて、6安打4失点で今季2敗目。打線も初回にソトの左前適時打で先制成功したが、逆転を許すと1―4で迎えた4回に牧の11号2ランで1点差に迫る。しかしその後は好機を生かせずに引き分けを挟んで2連敗となった。

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