拓大のルーキー・田村大哉がドラフト候補右腕撃ち「素直にうれしい」

[ 2021年5月18日 17:00 ]

東都大学野球2部・第4週第1日   拓大2―1日大 ( 2021年5月18日    大田 )

7回に勝ち越しタイムリーを放ちガッツポーズする田村(中)=撮影・川島 毅洋
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 ルーキーがチームを救った。「7番・二塁」で先発出場した拓大・田村大哉(1年・花咲徳栄)が、1―1の7回1死三塁から勝ち越しの中前タイムリー。今秋ドラフト候補に挙がる日大・赤星優志(4年・日大鶴ケ丘)から大きな一打を放ち「センターから逆方向に打とうと思っていた。素直にうれしい」と笑顔を見せた。

 11日の専大戦ではサインを間違えて走塁ミスを犯した。「自分のせいで落としていたので、取り返そうと思っていた」と、0―1の2回にも同点打を中前に運び、チームの全打点を叩き出した。

 馬淵烈監督は「サインミスをして“もう一度、謙虚にやろうな”と。1年生でああいうところで打つのだから大したものです」と称えた。「最初は苦労しましたけど、慣れてきた」と田村。頼もしいルーキーが、試合をこなす度に成長している。(川島 毅洋)

 ◇田村 大哉(たむら・だいや)2002年(平14)6月15日生まれ、千葉県出身の18歳。小1から野球を始め、蘇我中では千葉西リトルシニアに所属し3年春に全国大会出場。花咲徳栄では1年秋からベンチ入りし2年夏に甲子園出場。拓大では1年春にリーグ戦デビュー。1メートル71、76キロ。右投げ左打ち。

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