リアル二刀流 日体大・矢沢に受け継がれる“エース魂” 入部時に宣言「ドラフト1位を目指します」

[ 2021年5月18日 05:30 ]

来秋のドラフト候補 日体大・矢沢宏太投手

日体大のエースに伝承されるストレッチポール。西武・松本やロッテ・東妻のサインが記されている
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 【記者フリートーク】矢沢は日体大野球部入部時に「ここでドラフト1位指名を目指します」と宣言した。

 同大のエースには体のケアに使うストレッチポールが受け継がれている。西武・松本やロッテ・東妻らのサインが記された器具は今、矢沢の手元にある。

 昨年のエースで中日のドラフト2位指名を受けた最速155キロ右腕の森が、昨年末に退寮。その期間に帰省していた矢沢が、年が明けて寮へ戻るとベッドの上に、ストレッチポールが置かれていた。「先輩たちは凄く体のケアをしっかりやっていたんだなと感じました」。二刀流は体の負担が大きく、体のケアが人一倍重要。以来、1時間以上の入浴に加えて、ストレッチポールで入念に体をほぐすことが、矢沢の日課になった。(アマチュア野球担当・柳内遼平)

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