楽天ドラ1・早川 4回1安打無失点!毎回5奪三振「変化球の腕の振りを意識した」

[ 2021年3月14日 15:56 ]

オープン戦   楽天3―1DeNA ( 2021年3月14日    静岡 )

楽天・早川
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 楽天のドラフト1位・早川隆久投手(22=早大)が14日のDeNAとのオープン戦(静岡)に登板。4回を投げ1安打無失点、毎回の5三振を奪う好投を見せた。

 2点リードの6回から2番手としてマウンドに上がり、関根をチェンジアップ、牧をスライダーで連続空振り三振で佐野をニゴロ。7回は2死後、大和に中前打されたが、続く代打・山本を左飛に打ち取った。8回は2死から関根を空振り三振に仕留めた。9回も関根、佐野、田中俊を3者凡退に抑えた。

 田中将の後を受けて登板した早川は試合後、「田中さんがいいリズムで自分にバトンを渡してくれたので、自分もその流れを崩さないように投げるというのを意識してマウンドに立ちました」と言い、「しっかり前回の課題を考えながら、変化球の腕の振りを意識した結果がこういう結果につながったと思う」と自身の投球を分析。そして「ストライク1球ごとに拍手をもらえ、良いリズムで投げられました。本当にファンの声援というのは届いているので、これからもよろしくお願いします」と声援に応え、「今季はシーズン通してケガがないように自分の投球をしていければ、必ず報われると思う。まずはケガしないようにシーズン通して頑張りたい」と誓っていた。

 オープン戦初登板だった7日の中日戦は先発したものの、変化球を捉えられて4回8安打3失点だったが、この日は課題を修正。切れの良い変化球をコーナーに集めて凡打の山を築いた。

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2021年3月14日のニュース