今度はリクエスト弾！阪神・佐藤輝が左翼へ「伝統の一戦」初アーチ「巨人戦で打てて良かった」

オープン戦　阪神ー巨人 （ 2021年3月14日    甲子園球場 ）

＜神・巨＞4回2死、佐藤輝は左越えに先制ソロ本塁打を放つ（撮影・北條　貴史）
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　宿敵・巨人相手にぶちかました。阪神ドラフト1位・佐藤輝明内野手（22＝近大）が、4回2死の第2打席にオープン戦第4号を放った。

　「打ったのはストレート。2死でしたが、甘く入ってきた球をうまく捉えることができました。伝統の一戦と呼ばれる巨人戦で打つことができて良かったですし、これからももっと打つことができるように頑張ります」

　1ボール1ストライクから高橋の3球を完璧に捉えた。左翼ポールを巻くようにして飛び込んだ大飛球に、三塁審判は一度はファウルの判定。しかし矢野監督がリクエストし、長いビデオ検証の結果、ホームランの判定になった。

　左打者ながら、ここまでの4本塁打は全て中堅から左方向。脅威のパワーには、昨秋ドラフトで1位指名しながら抽選で外した敵将・原監督も舌を巻いたはずだ。