東播磨、21世紀枠で初甲子園 演劇部発作品が映画にも 「アルプススタンドのはしの方」が現実に

[ 2021年1月29日 17:05 ]

センバツ出場が決まり歓喜の東播磨ナイン
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 第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間、甲子園)の出場32校を決める選考委員会が、29日にオンラインで開催され、晴れの出場32校が決まった。

 21世紀枠では東播磨(兵庫)が春夏通じて甲子園初出場を決めた。新型コロナの拡大で部活が制限される中、情報ツールを活用。指導者による実演動画を配信、悩み相談などでフォローアップし、逆境をプラスにとらえて近畿大会初出場。積極的な活動が他の部活にも好影響を与えたと評価された。

 同校演劇部発の作品で高校野球応援が題材となった「アルプススタンドのはしの方」は2017年の全国高等学校演劇大会で最優秀賞を受賞。その後、全国の高校で上演されて人気作品となり、昨年映画化もされた。母校の応援に球場へやってきた高校生4人が「アルプススタンドのはし」で試合展開に重ね合わせながら会話を繰り広げるという内容だ。

 東播磨の甲子園出場が決まり、リアルな「アルプススタンドのはしの方」も注目が集まりそうだ。

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2021年1月29日のニュース