オリのドラ4中川颯はミスターをうならせたサブマリン 「進撃の巨人」を武器に進撃や

[ 2021年1月29日 05:30 ]

オリックス・中川颯(代表撮影)
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 「ミスター」に絶賛されたサブマリンがドラフト4位からの進撃を目指す。オリックスの新人、中川颯は立大1年時の大学選手権で3試合計12イニングを投げ2勝し防御率0・00の完璧投球で優勝に貢献。当時観戦した立大OBの長嶋茂雄氏(現巨人終身名誉監督)から「中川選手のピッチングは素晴らしかった」と評された。

 この日で大阪・舞洲の球団施設で行われていた新人合同自主トレを打ち上げた。期間中、4度目のブルペン投球では捕手を座らせ30球。スライダー、カーブ、シンカーなど変化球を解禁した。
 「最初はばらついていましたが、キャンプに入って真っすぐとのバランスをしっかりとって、ある程度まとめられるように投げていければいいかな」

 宮崎での春季キャンプでは中川颯ら支配下の新人全員が、B組スタートとなった。コロナ下で宿舎から外出禁止など特殊な環境で1カ月間を過ごすことになるが、気分転換の大きな味方になるのが大人気アニメ「進撃の巨人」だ。今月上旬に発売されたコミック最新刊は、もちろん購入済み。「アニメも見ていて、もう20周ぐらいしています」とサウンドトラックを含めマニアの域に達している。キャンプでは早い段階から「進撃」が見られそうだ。 (田中 貴久)

 ▼オリックス高山投手コーチ(中川颯について)おもしろいね。下手投げでボールの質や球速よりもボールの軌道だとか。思ったよりも、しっかり指にかかっていた。

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2021年1月29日のニュース