1軍野手最年少の阪神・井上は「元気」で勝負「吸収できるものは吸収」

[ 2021年1月29日 05:30 ]

阪神・井上(代表撮影)
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 19歳の阪神・井上は「まずは元気」と意を強くした。「年も一番下。元気から入っていきたい」。同期入団の西純ともに1軍組に抜てきされ、野手陣では最年少。「前向きに捉える。いろんなことに挑戦できると思う。しっかりと吸収できるものは吸収してやっていきたい」と意欲的だった。

 昨春は実戦初打席で初球を本塁打するなど2月だけで4戦2発。沖縄から遠く離れた安芸で存在感を示し、昨年10月の1軍デビュー(6試合11打席で1安打)にもつなげた。

 舞台が変わる2年目の春。外野陣はドラフト1位・佐藤輝の参戦も見込まれ、争いは厳しい。「自分のできることをしないとアピールできない。いまできることをまずはしっかりやって、少しずつでもレベルアップしていきたい」。猛虎未来の大砲へ、新たなスタートラインに立った。

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2021年1月29日のニュース