楽天のドラ1早川の投球練習に首脳陣から絶賛の声「十分、プロでやっていける」

[ 2021年1月18日 19:20 ]

<楽天新人合同自主トレ>新人合同自主トレでブルペンで投げ込む早川

 楽天のドラフト1位左腕・早川隆久投手(22=早大)が18日、プロ入り後初めてブルペンでの投球練習を行った。楽天生命パークの室内練習場のブルペンで、捕手を立たせたまま直球のみ26球を投げ込んだ。

 「下半身の使い方は100%の状態で投げて、上半身は5割ぐらいで連動させる意識で投げました」

 傾斜に立つのは約3週間ぶりだった。今年初のブルペンでの「投げ始め」で意識したのは、傾斜を利用しながら下半身主導でしっかりと体重を移動させること。球数も予定通りで「自分が想像していた体の使い方とマッチングした理想の動きができはじめている」とうなずいた。

 即戦力として期待される最速155キロ左腕の投球を見守った首脳陣からは絶賛の声が飛んだ。小山1軍投手コーチは「捕手側から見たボールの出どころですね。突然ボールが出てくるイメージで、そこからスピンの効いたボールが出てくる。全体的なコントールも良さそう。十分、プロでもやっていけるんじゃないかなと感じた」と太鼓判を押した。その上で「開幕ローテションをつかんで、最終的に新人王を狙えるところまでいってほしい」と期待を寄せた。

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2021年1月18日のニュース