阪神・坂本 初の能見との合同トレで収穫 「細かく伝えて頂いている」

[ 2021年1月18日 15:00 ]

<阪神自主トレ>沖縄県内のグラウンドで自主トレを行う坂本(阪神球団提供)
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 阪神の坂本誠志郎捕手(27)が18日、沖縄県内のグラウンドで能見篤史投手(41)、岩貞祐太投手(29)と行っている自主トレを公開し、オンライン取材に応じた。昨年限りで阪神を退団し今季からオリックスでプレーする能見とは初めてオフの自主トレを共にしている。

 「能見さんの方から声をかけていただいて。そういうのも投手の方に求めてもらえるというか、声をかけてもらえるのは光栄なことですし。練習の段階で会話をしながらというのが、あまりなかったので」

 チームが変わったからこそ、吸収できるものがある。少人数の合同トレで会話を多く積み重ねている中で新たな発見も多い。「能見さんはキャッチボールで遠投で投げる数が多いので、僕がキャッチボールの相手とかをすると必然的に投げる数が増えるんですけど、1球、1球投げ方を見ていて。今のが良かったとか、ちょっとこうやって投げたから球が良かったとかを細かく伝えて頂いている」。南国の地で充実した時間を過ごしている坂本は「チームもかなり中の選手が替わって、雰囲気も変わると思うので。その中で存在感を出していきたいなと思いますし。いい意味でいろんな人の期待を裏切っていけるようシーズンにしてければいいと思います」と21年シーズンに向けて力を込めた。

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2021年1月18日のニュース