日本ハム・栗山監督 三原氏墓前で誓った 原点回帰で守備立て直す

[ 2021年1月18日 05:30 ]

名将・三原脩氏の墓参りをする栗山監督(撮影・小海途 良幹)
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 日本ハム・栗山英樹監督(59)が17日、東京都内で名将・三原脩氏の墓参りをした。監督就任時から今年で10年連続の墓参。尊敬してやまない名将の墓前に原点回帰でチーム立て直しを誓った。

 「三原さんに“大谷がいなくなってから、お前は何をやってるんだ”と怒られてる気がする」。花を供え、静かに手を合わせた栗山監督は、監督10年目に向けて強い思いを抱いていた。大谷(現エンゼルス)の移籍後のチームは3位、5位、5位と低迷。「経験と実績が(成長の)邪魔をする。自分がやってきたことは間違っていたんじゃないかと思い直している」。就任1年目のように、原点に立ち返るつもりだ。

 課題は明確。投手陣の整備と守備力の強化で、特に勝利の方程式をいかに確立するか。その鍵を握るドラフト1位右腕・伊藤(苫小牧駒大)について「(先発、抑え)どちらも出来るのは分かってる。ギリギリまで見極めたい」とした。もう一人の抑え候補・杉浦とともに、どう起用していくか。三原氏の監督通算10年目(1957年)は西鉄(現西武)で日本一。栗山監督は決意も新たに、節目のシーズンに臨む。

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2021年1月18日のニュース