中日・伊東ヘッド 山田太郎に奪われた定位置 水島先生には感謝「ドカベンは我々野球人の青春」

[ 2020年12月2日 05:30 ]

水島新司氏が漫画家引退 ( 2020年12月1日 )

中日の伊東ヘッドコーチ(左)
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 引退を表明した水島新司氏に対し、野球界の各方面から惜しむ声、ねぎらう声が上がった。

 ▼中日・伊東ヘッド 西武での現役時代から大変お世話になりました。試合前にはよく声を掛けていただき、当時水島先生がひいきにされていた南海ホークスが、どうして勝てないの?とよく聞かれました。また「ドカベン プロ野球編」で、私のポジションが主人公・山田太郎に奪われた時にとても恐縮されて「(漫画の)試合にはDHで出しますから」と言われたことが、とても印象的でした。ドカベンは我々野球人の青春で、勇気や元気を与えてもらえた漫画でした。本当に長い間お疲れさまでした、と同時にありがとうございました、という感謝の気持ちでいっぱいです。

 ▼西武・渡辺GM 本当に感謝している。山田太郎が西武に入団してからは、自分もかなり登場させていただいた。漫画の中で完全試合も達成させてもらって…。球場にいらっしゃったときには、いつも話をさせていただきました。野球界に物凄く貢献された方。お疲れさまでした。

 ▼ソフトバンク和田 何回も登場させてもらった。自分が漫画の絵になるのが初めてで、凄くうれしかった。特徴を捉えてフォームとかを描いてもらえ、球場では気さくに話していただいた。

 ▼中日平田(入寮時にドカベン約100冊を持ち込むなど愛読)ドカベンは小学生の頃から愛読していた漫画。野球が楽しくなるきっかけでもあり、思い入れがある。水島さんが体はお元気と聞いて一安心です。これを機にもう一度、読み直したいです。

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