中日・鈴木博 減額制限いっぱいの25%減 自己最少6試合…横投げに転向「覚悟持ってやる」

[ 2020年12月2日 16:05 ]

<中日契約更改>25%ダウンで契約更改を終えた鈴木博(撮影・椎名 航)
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 中日の鈴木博志投手(23)が2日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、減額制限(1億円以下は25%)いっぱいの25%ダウン、550万円減となる年俸1650万円(金額は推定)でサインした。

 今季は開幕1軍だったものの6試合で防御率12.91と、自己最少に終わった。7月12日以降は2軍暮らしが続き、ウエスタン・リーグでも16試合で防御率4.80と安定感を欠いた。「今年1年通してチームで仕事ができなかった。来年こそは、より一層覚悟を持ってやっていきたい」と決意。

 シーズン途中にはフォームをサイドスロー気味に変更。「変えないといけないと感じたし、自分の中で変えていかないと、今まで通りのことを繰り返してしまう。思い切ってやってみた」と理由を明かした。その上でフェニックス・リーグでは「すべての球種において腕が強く振れる状態まで来ている。最後の最後にこれだという感覚をつかめた」と手応えをつかんだ様子。直球の球速も「152キロとかは出ている。元々のスピードで投げられている」と問題はない。

 来季へ「1年間1軍で戦わないといけない。色々な厳しい場面で投げてきているので、もう一度そこで投げることを目標にしてやりたい」と意気込んだ。

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2020年12月2日のニュース