早大・早川　家族が“寄せ書き”「最後は笑うよ！」

東京六大学野球最終週第1日   早大3―1慶大 （ 2020年11月7日    神宮 ）

家族から贈られた「勝負タオル」を手にする早大の早川
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　早大・早川を支えた「お守り」がある。家族から贈られたディズニー映画「ライオン・キング」の柄のタオルだ。「最後は笑うよ！」の手書き文字は、両親と2人の姉が1文字ずつ書いてくれた。

　「ラストシーズンというのもあって、悔いなく終わってほしいという思いを込めてくれた。ありがたいです。ただ、誰がどの字を書いたか、分からなかったんですけど」。浮かべた苦笑いは、感謝への照れ隠しだ。タオルには劇中で有名なセリフ「ハクナマタタ」も書かれている。スワヒリ語で「心配ないさ」の意味。家族の思いが詰まったタオル。この日の快投の後も、しっかり手に握られていた。（アマ野球担当・松井　いつき）