前中日監督の森繁和氏も吉見をねぎらう 「低く、遠く。基本を一生懸命練習した」

[ 2020年11月6日 18:32 ]

セ・リーグ   中日ーヤクルト ( 2020年11月6日    ナゴヤD )

11年の日本シリーズ第2戦で吉見に話しかける当時の森繁和ヘッドコーチ。
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 前中日監督の森繁和氏が、引退登板に臨んだ吉見にねぎらいの言葉をかけた。

 森氏はこの日、Jスポーツでの中継で解説を務めた。吉見の引退登板を球場で見届け「何度か連絡が来た。良く頑張ってくれた、ご苦労さんと言いたいですね」と話した。

 森氏は04年から中日の投手コーチ、ヘッドコーチ、監督を務め、吉見の投球を長く間近で見てきた。打者1人限定で先発した姿に「悔いのない投球をしてくれれば。見守りたいですね」

 吉見は山崎に4球投げて空振り三振。持ち味の制球力は健在で「(外角に)低く、遠く。基本を一生懸命練習してきた。こういう投球ならまだまだできそう。素晴らしいボールだった」と森氏。「若い人たちが(吉見の投球を)見ていて受け継いでいくでしょう」と感慨深そうに話した。

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