岡山学芸館・仲村7回途中2失点粘投も…ピンチ招き降板を反省「今日の試合は自分が壊した」

[ 2020年10月10日 17:12 ]

令和2年度 秋季岡山県高等学校野球大会準決勝   岡山学芸館2―5創志学園 ( 2020年10月10日    倉敷マスカット )

力投する岡山学芸館先発・仲村
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 来秋ドラフト候補に名の上がる岡山学芸館・仲村竜投手(2年)が先発。6回2/3を投げ、2失点と試合はつくったが、チームに勝利をもたらすことはできなかった。

 1メートル84の長身から投げ下ろす、キレのある最速145キロ直球が最大の武器。初回1死一、二塁を三ゴロ併殺でしのぎ、リズムをつかんだ。「ある程度はスライダーでも空振りを取れたし、うまく打ち取れた」。しかし7回に2四球で2死一、二塁のピンチを招いて降板。2番手の西村陸努投手(2年)が逆転打を浴び「今日の試合は自分が壊した。あそこをキッチリと抑えられる投手にならないといけない」と唇を噛んだ。

 沖縄・宜野湾市出身の右腕。宜野湾中では軟式野球部に所属し、139キロを計測。昨夏の甲子園大会3回戦・作新学院(栃木)戦で甲子園デビューも果たした。「3位にはなりますが、中国大会には出なければいけない。投げるなら自分がチームを引っ張る。投げなくても一番、声を出したい」。聖地に戻るために、全力で11日の3位決定戦・倉敷工戦に臨む。

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2020年10月10日のニュース