2軍合流の阪神・糸原「野球で返すしかない」 コロナ陽性で離脱、球団ルール破る会食を猛省

[ 2020年10月10日 05:30 ]

打撃練習を行う糸原健斗(左は福留孝介)
Photo By 代表撮影

 新型コロナウイルスの陽性判定を受けて離脱していた阪神・糸原、岩貞、馬場、浜地が9日、甲子園室内での2軍練習に合流した。念のため核酸増幅法での検査を再度実施し、8日までに2日連続の陰性判定を確認するなど徹底した。

 主将でもある糸原はティー打撃と約30分のフリー打撃などで調整し、「チームと球団を始め、NPB、たくさんの人に迷惑をかけて大変申し訳なかった」と謝罪した。9月中旬の名古屋遠征中に福留ら計8人で「最大4人」のルールを破る会食に参加。「本当に野球で返すしかないと思うので、しっかり結果を出せるように、1日でも早く貢献できるように頑張りたいです」と誓った。

 馬場はキャッチボールやダッシュなどに努め、岩貞、浜地はキャッチボール後にブルペン入りして投球練習を実施。離脱前までフル回転していた岩貞は「気合を入れて投げていくしかない」と力を込めた。

 球団独自の判断で濃厚接触者扱いだった福留らは既に練習復帰。一連の離脱者で残る陽川に関して球団広報は「2日連続の陰性判定が出ているが、それまでに症状が出ていたため、合流はせずに様子を見ている」と説明した。

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2020年10月10日のニュース