楽天・則本昂が緊急降板 3回5安打2失点、ベンチ裏で転倒し右手切る

[ 2020年9月4日 19:23 ]

パ・リーグ   楽天―オリックス ( 2020年9月4日    楽天生命パーク )

<楽・オ>3回1死満塁、福田に勝ち越しの中犠飛を打たれた則本昂はうつむきながらベンチに戻る(撮影・尾崎 有希)
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 楽天・則本昂大投手(29)が緊急降板した。3回に浅村の中越え19号ソロで同点とした攻撃が終わり、グラウンド整備が始まると楽天ベンチが慌ただしくなった。三木監督が球審と言葉を交わして時間がたっても、先発の則本昂は4回の投球のためにグラウンドに現れない。

 再度、グラウンドに姿を現した三木監督が渋い表情で投手交代を告げ、2番手の近藤が小走りでマウンドに向かった。3回を投げ48球で5安打2失点。3回終了後にベンチ裏で転倒し、右手を切ったため交代となった。

 楽天はこの日、ドラフト2位の黒川が初の1軍昇格を果たし「7番・二塁」でプロ初出場初スタメン。1点を追う2回無死満塁では、右同点の犠飛でプロ初打席初打点をマーク。「打ったのはストレートだと思います。先輩たちがつないで作ってくれたチャンスでしたので絶対に返したいと思って打席に入りました。最低限の仕事はできたと思います。次はヒットを打ちたいですね」と話していた。

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2020年9月4日のニュース