ヤンキース・田中 4回5安打2失点、2点リードで降板 勝敗つかず

[ 2020年8月13日 09:53 ]

インターリーグ   ヤンキース―ブレーブス ( 2020年8月12日    ニューヨーク )

<ヤンキース・ブレーブス>ヤンキース先発の田中将大(AP)
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 ヤンキースの田中将大投手(31)が12日(日本時間13日)、本拠地・ニューヨークでのブレーブス戦に今季3度目の先発登板し、制球に苦しみながらも4回66球を投げ、5安打2失点。2点リードの場面で降板し、勝敗はつかなかった。

 初回、先頭のスワンソンにいきなり左前打され、続くダーノウにあわや中越えの長打かという打球を浴びたが、中堅・ヒックスが好捕し1死。2者を抑えて無失点で立ち上がった。2回はデュバルを空振り三振に仕留めたものの、マーケイキスに中前打され、カマルゴに真ん中高めの直球を先制右越え3号2ランされた。続く、2者は内野ゴロに打ち取った。

 味方打線がサンチェス、フレイジャーの連続ソロ本塁打で同点に追いついた直後の3回は、2死後に連続四球。デュバルに遊撃内野安打され2死満塁とされたが、マイケイキスを一ゴロに打ち取った。4回は1死後、ライリーに左前打されたが、インスアルテを一直、スワンソンを三ゴロに抑え、この回で降板。打線は直後にヒックスの中越え適時二塁打、トーレスの右前適時打で2点を勝ち越した。

 キャンプ再開直後の7月4日の練習中に頭部に打球を受け「軽度の脳振とう」と診断され、リハビリを経て同16日に投球練習を再開。対戦形式の投球を行うなど順調に回復し、1日(同2日)のレッドソックスに今季初登板。2度目の登板となった前回7日(同8日)のレイズ戦では、5回59球を投げ1安打無失点、5三振無四死球と完ぺきに近い内容だったが、勝敗はつかなかった。

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