巨人・菅野が斎藤雅樹以来30年ぶりの開幕7連勝「いつも僕が投げる時は打ってくれる」と打線に感謝

[ 2020年8月12日 21:42 ]

セ・リーグ   巨人8―1ヤクルト ( 2020年8月12日    東京D )

<巨・ヤ>開幕からの連勝を「7」に伸ばした菅野は笑顔でカメラマンに応える(撮影・森沢裕)
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 巨人のエース菅野智之投手(30)がヤクルト戦(東京D)に先発登板。7回6安打1失点の好投で開幕から無傷の7勝目をマークした。巨人投手の開幕7連勝は1990年斎藤雅樹の8連勝以来30年ぶり。

 10日、11日とチームの試合がなかったため、中7日での登板。2回に2死から宮本、エスコバーに連続二塁打されて1点先制されたが、失点はこれだけ。危なげなく7回を117球で投げ切った。

 「いつも僕が投げる時は打ってくれるので心強いです」と1点先制された直後の2回に大量5点を取ってひっくり返し、12安打8得点と爆発した打線に感謝。試合前まで18打席連続無安打だった坂本が20打席ぶり安打となる8号2ランから9号ソロ、さらには安打と一気に猛打賞の活躍を見せたことを振られると「さっきベンチ裏で泣いてました」と笑みを浮かべた。インタビュアーは「本当ですか?」と確認。即座に「ウソです」と返して笑いを誘うなど舌も滑らかだった。

 キャプテンが打ち、エースが好投しての快勝に「いい試合だったと思います」と菅野。改めて自身の開幕7連勝について聞かれると「これに関しては自分の力だけじゃね、達成できないですし、皆さんに感謝して、8連勝、9連勝ってのばしていけるように頑張ります」と控えめながらもハッキリと言い切った。 

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2020年8月12日のニュース