巨人、今季初の「サカマル」解体 原監督「ちょっと離すかも」

[ 2020年8月12日 05:30 ]

打撃練習する巨人・丸(撮影・郡司 修)  
Photo By スポニチ

 巨人が今季初めて「サカマル」を解体する。坂本と丸は2番と3番で並んでいたが、原監督は12日のヤクルト戦に向け「両主砲をちょっと離すかもしれない」と話した。

 坂本は18打席連続、丸は23打席連続無安打で打線のつながりを欠く。1番打者を固定できない事情もあり「2、3番(の不調)も余計に露呈してしまった」と言う。四球も選べて出塁率の高い坂本は、今季初めて1番で起用する方針。丸は3番以降で模索していく。

 過密日程を考慮し、この日はジャイアンツ球場で個人練習日に設定。ユニホームを着ることなくおのおののウエアで練習し、坂本、丸はフリー打撃を行わず調整した。今季1番で14試合に先発した亀井は足の状態が万全ではなく、原監督は「存在は大きい。“亀井慎之助”で行ってもらうよ」と阿部2軍監督の名前を持ち出し、代打の切り札として起用する。(神田 佑)

続きを表示

この記事のフォト

2020年8月12日のニュース