阪神ドラ1・西純 3度目先発へ休日返上トレ 球児が“お手本”「やはり、バランスが一番大事」

[ 2020年7月21日 05:30 ]

キャッチボールする阪神・西純矢
Photo By 代表撮影

 阪神ドラフト1位・西純は20日、休日を返上して鳴尾浜球場でキャッチボールや筋力トレに励み、21日の三菱重工神戸・高砂とのプロアマ交流戦での3度目の先発に備えた。

 「前回は四球が多かった(5四球)ので、次は打たせて取る投球をしたい」

 前回12日の同・大阪ガス戦では110球に到達しながら、志願してプロ入り後最長の5回を投げ切り、4安打2失点。今回も100球を目安に、より長い回を見据えた。

 大先輩の藤川が14日から2軍練習に合流し、投球練習やキャッチボールを間近で目に焼き付ける日々。19日には藤川の登板を見た上でブルペンに入りなおし、修正に努めた。

 「パワーピッチャーだという印象があった。バランスを意識して投げられていて、やはり、バランスが一番大事なんだなと思いました」

 直球がシュート回転をする点を課題として自覚。「すぐには、もちろん直らないと思いますけど、ああいう伸びるボールが投げられたら、自分の武器になるのかなと思います」と最高の“教材”を参考にした。

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2020年7月21日のニュース