オリックス・太田 一発も出た!3安打 レギュラー獲りアピール

[ 2020年2月8日 05:30 ]

シート打撃で左越え弾を放った太田椋(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックスの太田が7日、シート打撃で本塁打を含む5打数3安打。二遊間のレギュラー獲りへ、猛アピールした。

 「素直にバットが出ました。基本的には初球からいこうと思っているし、どんどん振っていくスタイルは続けていきたいです」
 6年目左腕・斎藤の初球、真ん中に甘く入った直球を見逃さない。思い切り振り抜いて左越えに“今季1号”だ。張奕チョウヤクと対戦した場面でも初球を捉えて右前打。西村監督も「太田の良いところですよね」と高く評価した。

 今オフは球団打撃投手を務める暁さん(49)と父子合同自主トレを敢行。大阪・舞洲の球団施設などで父親が投げる球を黙々と打ち込んできた。前日には、球場を訪れた元西武、中日の和田一浩氏(野球評論家)から「もっと軸足に力をためる意識を持った方が良い」と助言を受け、「昨日やってみたら感じが良かったんです。スイングスピードも出ていると思いますね」と進化を強調した。

 西村監督は「良いアピールをしてくれた。続けていければ、レギュラーというのも見えてくる」。正遊撃手の筆頭候補には安達、二塁には昨季132試合を守った福田がおり、競争はし烈。「結果を残していかないと」。親子鷹で挑む高卒2年目が、開幕レギュラーをつかみにいく。(湯澤 涼)

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2020年2月8日のニュース