日本ハム 前巨人のビヤヌエバ獲得発表 栗山監督期待「本来の力をフルに出し尽くしてもらう」

[ 2019年12月5日 12:17 ]

巨人から自由契約となったビヤヌエバ
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 日本ハムは5日、前巨人のクリスチャン・ビヤヌエバ内野手(28)と契約合意に達したと発表した。

 メキシコ出身のメジャー通算24発の大砲は、球団を通じ「来季も日本で野球を続けられる機会を得たことに感謝いたします。ファイターズは、日本のスター選手を数多く輩出している素晴らしい球団。その一員となれるのは、大変光栄です。北海道での生活が今から本当に楽しみですし、ファイターズファンとともに戦えることを心待ちにしています。ファイターズの日本一奪還に貢献できるよう、精一杯努力していきます」とコメントした。

 来日1年目の今季は、巨人で73試合に出場し、打率・223、8本塁打、24打点だったが、パドレス時代の18年には110試合に出場して20本塁打を放った右の長距離砲だ。日本ハムは今季、チーム本塁打数がパ・リーグ最少で、唯一2桁の93本塁打。助っ人野手は長打力に欠ける王柏融ワンボーロン1人で、在籍4年間で131発を放ったレアード(現ロッテ)の穴を埋めきれなかった。ビヤヌエバは固定できなかった三塁を守れる強打者として期待される。

 栗山監督も「ビヤヌエバ選手の加入は、今のファイターズが持つ課題にピンポイントで効力を発揮するものと思われます。今季の打撃成績は、ビヤヌエバ選手本人にとり不本意なものだったに違いありません。しかし、それが必ず飛躍への糧となると信じています。MLB時代から彼のプレーを何度も目にしていますが、なんといってもパワーが魅力。三塁の守備も安定しており、安心して任せることができると思いますし、新たな環境で、ファイターズの一員として彼本来の力をフルに出し尽くしてもらいます」と期待のコメントを寄せた。

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2019年12月5日のニュース